私は、「たたき」という惑わしを見た。 サタンには、イエスにあって眠っている親戚や友達の姿を取る偽者を、私たちの前に現す力を持っている。 生きていた時の馴染みの言葉や話ぶりで私たちに聞かせ、本当に目の前にいるように見せ掛けてくる。 こういった事はすべて、この世の人をだまして、惑わせるためのわなである。
聖人たちは今の真理に精通して、それを聖書から弁明しなければならない時がくる事を私は見た。 彼らは、死んでいる人の状態を知る必要がある。 なぜなら、悪魔たちの霊はいつか愛する友達や親戚を装い、聖書に反する教えを主張しながら聖人たちに現れるからである。 その悪魔たちの霊は、主張する事を裏付けるために全力を尽くして奇跡を起したりして、同情心を引き起こそうとする。 死んでいる人は何も知らないし、それに、これらのものは「悪魔たちの霊だ」と神様の民は聖書の真理を持って、この霊たちに抵抗できる準備をしておかなければならない。
なぜ私たちは望みを抱いているのか、その理由を聖書で説明しなければならない時がくるので、その望みの基盤を徹底的に調べる必要がある事を私は見た。 それは、この迷いが広がるのを見て、いつか私たちはそれに面と向かって闘わなければならないからである。 用意しておかないと、私たちはわなにはまって落ちてしまう。 しかし、すぐやって来る闘いのためにできるだけの準備をするなら、神様は自分の役を果たして、全能の腕で私たちを守ってくれる。 忠実な者がサタンの不思議な偽りにだまされ、連れ行かれるよりは、栄光の中にいる天使を皆、彼らの防壁になるため送っても良いと神様は思っている。
この迷いが急速に広がっているのを私は見た。 電光石火の速さで走っている電車は私に示された。 あの天使が私に、「よく見て御覧」と言った。 そして私は、その電車をじっと見つめた。 人類は皆乗っているように見えた。 次に彼は、乗客が皆尊敬した立派な容貌をしている車掌を私に見せてくれた。 私は戸惑ったので、付き添いの天使に、「あの者は誰ですか」と聞いた。 すると彼は、「あれはサタンですよ。 彼は光の天使の外見をしている車掌で、この世の者をとりこにした。 彼らはうそを信じ、罰を受けるために強い迷いに引き渡されている。 サタンに次いで位の高い者は機関士で、そして他の部下はサタンの必要に応じて、いろんな仕事をやっている。 彼らは皆稲妻のように速く地獄の方に走っている」と答えてくれた。 そこで天使に、「残っている者はいないのですか」と尋ねる事にした。 「逆の方向を見てみなさい」と言われたので見ると、狭い小道を歩いている小さなグループが見えた。 彼らは皆、真理によって結ばれ、固く団結しているようだった。
この小さなグループの人たちは厳しい試練や闘いを経たようで、顔がやつれていた。 ちょうどその時、太陽は雲の後ろから現れ、彼らの顔を照らしたので、その顔付きが勝利をもうほとんど収めているように見えた。
主が全人類にそのわなを見つけるチャンスを与えた事を私は見た。 クリスチャンにとって、他に証明するものがなくても、これ一つだけで十分な証明になる→それは、卑劣なものと貴重なものとの区別をしない事である。
体がもう既にちりに戻ったトマス・ペインは、あの1,000年の後、第二の復活の時に報いを得るため呼び出され、そして、第二の死を味わう。 「彼は天国に居て、とても賞賛されている」とサタンは言う。 サタンは地上で彼をできるだけ長く利用した。 トマス・ペインが地上で教えていたように、彼が今、天国で同じような事を教えている上、賞賛されている、とサタンは見せ掛けている。 彼の生涯と死、それに生きている間の曲がった教えでぞっとしていた人のうちには、神様と神様の法律を嫌った一番堕落した卑劣な人物の一人であった、トマス・ペインに今、教えられるのを許す人もいる。
偽りの父は自分の天使たちを、使徒たちの代弁者として送り、世の人を盲目にさせ、惑わす。 彼らは、使徒たちが地上に生きた間、聖霊に口述されて書いた内容と矛盾する事を言っているように見せ掛ける。 使徒たちが自分の教えを曲げ、元々の本当の教えは純粋なものであった、とこのうそつきの天使たちは見せ掛ける。 こうしてサタンは、「生きている」という名前を持っても、本当は死んでいるクリスチャンたちやこの世の者を皆に、神様の言葉に対して疑わしい思いを引き起こす事ができる。 その言葉によってサタンの進路は妨げられ、そして彼の計画はだめになる可能性が高い。 だから彼らに、聖書の神聖の起源に対して疑わしい思いを引き起こす。 その上、不信心者トマス・ペインを立たせ、彼が死んだ時に天国に案内され、地上で大嫌いだった聖なる使徒たちに加わって、世の者に教えているように見せ掛ける。
サタンは自分の天使をそれぞれ配役する。 悪賢く、巧妙に、こっそりと行動するよう、彼らに命じる。 ある堕天使は使徒の役を演じ、代弁者となると同時に、他の堕天使は、死んだ時に神をのろったが、改心したように見える元不信心者や悪人の役を演じるよう、とサタンの指示を受ける。 一番聖なる使徒と一番卑劣な不信心者とのけじめをつけない。 両方とも同じ事を教えているように見せ掛ける。 サタンにとって、自分の目的を達成するのなら、誰を話させようか気にしない。 トマス・ペインは生きている間よくサタンを手伝った。 あまりにも彼と親密な関係を持っていたのでサタンは、自分に忠実に仕え、自分の目的を上手に果たしてくれた敬虔な子供の筆跡や言葉遣いなどを簡単に知る事ができる。 彼が書いたものの多くはサタンに口述されたので、今、サタンがいろんな考えを自分の天使たちに口述して、それを生きている間サタンに献身的に仕えたトマス・ペインから出ているように見せ掛けるのは簡単である。 これこそサタンの傑作である。 「死んだ使徒、聖人、や悪人の教え」と言われているものはすべて、直接、悪魔大王様から出ている。
サタンをあんなに愛した者、その者が神様を完全に嫌っていても、聖なる使徒たちや天使たちと一緒に栄光の中に居る、という見せ掛けだけで、まだ理解できない人は誰であれ、サタンの暗やみに包まれている不思議な働きを見出す事ができるだろう。 つまり、サタンはこの世の人や不信心者に、「いくら悪くても、神様や聖書を信じても信じなくても、天国はあなたの住まいになる。 好きに生きても良い」と言わんばかりしている。 トマス・ペインみたいな者が天国であんなに賞賛されているなら、誰でも行ける、と皆は知っている。 これはあまりにも明白だから、誰でも理解したいならできる。 サタンはトマス・ペインのような人を通して、堕落してからやろうとしてきた事を今やっている。 自分の力と不思議な偽りでクリスチャンたちの希望の基盤を壊し、それに天国に至る狭い小道を照らす太陽を消そうとしている。 「聖書には神様の霊感が入っていない、ただの小説だ」とサタンはこの世の人に信じ込ませながら、代わりに提案するものは→霊的なしるしだ!
こういう種類のものを独占しているので、サタンはこの世の人を操って、好きなだけ物事を信じさせる事ができる。 自分と自分の支持者たちを裁く本を喜んで日陰に隠して、そしてこの世の救い主を普通の人と見せ掛ける。 イエスの墓を見張っていたローマの番人たちが祭司長たちや長老たちに言わせられた偽りの情報、そのうそを広めたように、この偽りの霊的なしるしに従う可愛いそうな迷っている人たちは、私たちの救い主の誕生、死、と復活を真似て、「あれは別に奇跡的ではない」と見せ掛ける。 そして喜んで、イエスを聖書と共に目立たないようにする。 それから、自分と自分の不思議な偽りや奇跡の方にこの世の人の関心を引き、「これらはキリストがやっていた事よりずっと素晴らしい!」と断言する。 こうしてこの世の人はわなに掛かり、安心だと思い込んでしまい、その最後の七つの災害が注がれるまで自分たちはだまされた事の重大さを悟らない。 サタンは、自分の計画が大成功を収め、世の人が皆わなに掛かっているのを見て、笑う。
494.「たたき」というのは、1848年にニューヨーク州で「フォクス姉妹」が引き起こした現代の交霊術です。 テーブルを囲みながら皆が手をつないで、何かを尋ねる。 誰もテーブルを触ってないのにたたきの音がした。 例えば、「トン」=Yes,「トントン」=Noとか。
495.サタンにはどんな力を持っているんですか。
496.どうしてサタンはこんな事をするんですか。
第二段落
497.聖人たちには二つの「しなければならない」事がある。 その二つの事とは?
498.なぜ死んでいる人の状態を知る必要がありますか。
第三段落
499.この迷いとどう闘わなければならないんですか。
500.この迷いと闘うための用意をしておかないと、私たちはどうなるんですか。
501.忠実な者を守るために神様は天使を皆送っても良いと思っているが、条件がありますか。
第四段落
502.あの電車に人類皆が乗っていたんですか。
503.車掌の容貌は立派だったんですか。
504.世の者が強い迷いに引き渡されているのは、なぜですか。
505.あの電車の行き先はどこですか。
506.小さなグループはあの電車の近くに歩いていたんですか。
507.小さなグループは何によって結ばれていたんですか。
第五段落
508.この小さなグループの人たちの見た目はどんなものですか。
第六段落
509.「貴重」は価値の高いものに対して「卑劣」は汚いものです。 霊的で言うと「貴重」=聖なるものに対して「卑劣」=聖でないものです。
510.クリスチャンにとって他に証明するものがなくても、何が十分な証明になりますか。
第七段落
511.トマス・ペインは1737年にイギリスで生まれ、アメリカに移民してから「知識者」として有名になった。 「自由意志」について素晴らしい事を書いたが、「聖書はおとぎ話だ」や「聖書を信じる者は頭が悪い」などとひどく聖書をけなした事もあった。 今でも、知識層の間でトマス・ペインは尊敬されている。
512.サタンによると、トマス・ペインは今どこに居ますか。
513.トマス・ペインは聖人だったんですか。
第八段落
514.自分の天使たちを使徒たちの代弁者として送る事で、サタンは世の人に何をするんですか。
515.聖霊に口述されたものは何ですか。
516.うそつきの天使たちは何を見せ掛けてくるんですか。
517.なぜサタンは神様の言葉に対して疑わしい思いを引き起こしたがるんですか。
第九段落
518.サタンは自分の天使たちにどんな仕事を与えるんですか。
519.その堕天使たちは悪人の役だけを演じるんですか。
520.__________ ____________けじめをつけない。
521.サタンにとって二つの事は「簡単」である。 その二つの事とは?
522.サタンの傑作とは何ですか。
第十段落
523.この世の人や不信心者に対してサタンは何を言わんばかりしているんですか。
524.クリスチャンの希望の基盤は何ですか。
525.聖書の代わりにサタンは何を提案するんですか。
第十一段落
526.サタンはどの種類のものを独占しているんですか。
527.自分と自分の支持者たちを裁く本をサタンはどこに置く、又、その「本」とはどの本ですか。
528.この世の救い主はどんな者として見せ掛けられるんですか。
529.可愛いそうな迷っている人たちは救い主の何かを真似する。 その三つの事をリスト・アップして下さい。
530.彼らは自分の不思議な偽りや奇跡をキリストがした事とどう比較しますか。
531.世の人はいつだまされた事の重大さを悟るんですか。
ボーナス質問: サタンと彼の天使たちは無作為に働いているかな? 今日、聖書は聖霊に口述されたと信じる人は非常に少ないのはなぜだと思う? この章は本とか映画とか、サタンの影響を受けて作られた物についてしか言ってないかな? この「霊的なしるし」はこの世の者を笑わせるか、本当に信じさせるか、どっちになると思う?
サタンと彼の天使たちが協議しているところを私は見た。 「特に神様の戒めをみな守り、キリストの二回目の現れを期待している人たちにわなを仕掛けよう」とサタンが自分の天使たちに勧めた。 サタンは彼らに言った、「教会はみな眠っている。 私の力や偽りの不思議をもっと発揮するから、とりこのままにしておける。 しかし、安息日を守っている宗派が大嫌いだ。 いつも私たちに不利に働いて、神様の憎い法律を守るために我々の支配下の者を奪っている。
さぁ、行って、お金や土地を持つ人を心配事で酔わせよう。 こうした物事に心が奪われるようになれば、君たちの仕事は成功して、そして彼らはいずれ我々の物になる。 彼らが好きなように自分は何様だ、と言っても構わない。 ただ私たちが嫌いな真理の広がりやキリストの国の成功より、お金の方がもっと大事だと思わせよう。 彼らがこの世を愛し、偶像化するため、この世の一番魅力的な面を見せよう。 資産をできるだけこちら側に収めるべきだ。 彼らに資産が増えるほど私たちの国の傷は大きくなり、支配下の者は奪われる。 彼らが各地で礼拝会を開く時は危ないので、特にその時に油断するな。 できるだけ気を散らさせ、互いの愛をぶち壊させよう。 彼らの牧師たちが大嫌いだから、がっかりさせ、落胆させよう。 できるだけ多くのもっともらしい理由を示して、資産を持つ者がそれを配らないようにさせよう。 お金をコントロールできれば牧師たちを金銭的に困らせ、悩ませる。 これで彼らは気を落として、熱心ぶりが冷める。 闘え、一歩も譲るな。 彼らの性格を貪欲にし、この世の宝物に対する執着心が優勢になるように努めよう。 性格がこれらのものに左右される限り、救いや恵みは後ずさりする。 彼らの周りに注意を引くような物をできるだけたくさん押し付ければ、絶対に彼らは我々の物になる。 我々の物になるだけではなく、彼らの嫌な影響力は他人を天国に導くのに向かない。 寄付しようとする人にけちな気持ちを植え付けて、金額を抑えさせよう。」
サタンが自分の計画をうまく実行した事を私は見た。 神様に仕えている人たちが集会を開くと、サタンと彼の天使たちは彼らのやる事を知っていたので、その集会の場に居て、神様の働きを妨げようとした。 更に、サタンは常に神様の民にいろんな事を暗示して、考えさせようと努めていた。 ある人をある方向に導き、別の人を別の方向に導く。 サタンはいつも「兄弟姉妹」の性格の悪いところに付け込んで、彼らの本来の弱点を刺激する。 彼らに元々欲張りやわがままな傾向があるなら、サタンは喜んで脇に立ち、彼らの陥りやすい罪がその姿を現すように全力を尽くす。 これらの欲張りやわがままな思いが神様の恵みや真理の光によって和らいできても、完全に打ち勝たないと、救いの影響を受けていない時にサタンは入ってきて、すべての生涯の指針である高貴な寛大なところを薄れさせる。 そうすると求められている事が多過ぎると彼らは思って、善い行ないをするのに疲れ、絶望的な苦悩とサタンの力から受け戻すためにイエスが大きな犠牲を払ってくれた事を完全に忘れてしまう。
サタンは、ユダの欲張りやわがままな性質に付け込み、マリヤがイエスにささげた軟こうに対してぶつぶつ言うように導いた。 ユダにとって、これは本当にもったいない事だった。 軟こうを売ったら、その代金を貧乏な人にあげられるのに。 でも彼は貧乏な人の事を気に掛けないで、ただイエスに進んでささげられた物はぜいたくだと思っただけであった。 自分の主の価値を、何枚かの銀貨で売れる程度しか評価しなかった。 「私の主を待っている」と言っている人の中に、ユダのような人がいる事を私は見た。 サタンにコントロールされても、彼らはそれに気付かない。 神様は、ほんの少しでもの欲張りやわがままなところを賞賛できない。 それらを憎み、その気持ちを持っている人の祈りや勧めをも嫌う。 自分の時間が短いと分かってくるサタンは、彼らをもっと欲張りで、もっとわがままになる方向に導く。 そして彼らが自分の事ばかり考えて、わがままやけちになっていく様子を見ているサタンは大変喜ぶ。 もし彼らの目が開かれたら、自分たちに対して地獄的に勝ち誇って喜んでいるサタンが見えるようになる。 それに、サタンの勧めを愚かにも受け入れたり、わなに掛かったりしてしまった事でサタンが笑っている様子も見えるようになる。 サタンと彼の天使たちはその人たちのけちで欲張りな行動をイエスと聖なる天使たちに示して、「彼らはキリストに従っている! 死なないで天国に移るための準備をしている!」と非難する。 サタンは、彼らの逸脱した行動を書き留め、それらをはっきりと責めている聖句と比べてから天国の天使たちを困らせるために見せ、「この人たちはキリストとキリストの言葉に従っている! 彼らはキリストの償いや犠牲の成果だ!」とぶつけてやる。 天使たちはうんざりして、その光景から目を逸らす。 神様は常に自分の民に善を行なうよう求めている。 気前のいい、善い事を行なうのに飽きてくると、神様も彼らに飽きてしまう。 「神様の民」と言われている人のためにイエスは自分の貴い命を惜しまずささげたので、その人に一片のわがままなところが現れたら、神様は大変不愉快になるのを私は見た。 欲張りで、わがままな人は皆、途中で道から逸れる。 自分の主を売ったユダのように、この世のわずかな益を手に入れようとするうちに生涯の指針の善いところや高貴で寛大な性質を売ってしまう。 こういう人は皆神様の民からふるい分けられる。 天国を手に入れたいなら、精一杯に天国の本質を育てなければならない。 そして、彼らの魂はわがままな事で薄れていくより、むしろ慈善で膨らむべきである。 互いに善い事をする機会を利用して、もっと天国の本質に近い状態に成長する必要がある。 イエスは完璧な模範である事が私に示された。 イエスの人生にわがままなところがなく、公平無私な慈善が特徴であった。
532.サタンが自分の天使たちにわなを「二つの事をしている人」のために「仕掛けよう」と勧めた。 その二つの事とは?
533.サタンはどうやって眠っている教会をとりこのままにしておけますか。
534.サタンは誰(どんなグループ)が大嫌いですか。 それは、なぜ?
第二段落
535.サタンは言う、「ただ私たちが嫌いな_________ ___________、____________と思わせよう」。
536.サタンは言い続けて、「できるだけ気を____、____________」。
537.サタンは何をして牧師たちの気を落とさせようとするんですか。
538.「絶対に彼らは我々の物になる」とサタンは言うが、その計画を実行して、何をするんですか。
第三段落
539.神様に仕えている人たちが集会を開くと、サタンはどこに居て、何をしますか。
540.サタンはいつ生涯の指針である高貴な寛大なところを薄れさせるんですか。
第四段落
541.ユダのような人の性質に、知らずに二つのものがある。 その二つのものとは?
542.神様は何を憎んで(二つ)、何が嫌い(又二つ)ですか。
543.サタンと彼の天使たちは、けちで欲張りな人たちの行動をどう使うんですか。
544.神様の民が善い事を行なうのに飽きてくると、神様は彼らに対してどう感じますか。
545.どうして神様は大変不愉快になりますか。
546.私たちの完璧な模範は誰ですか。
ボーナス質問: 天国の本質を育つような行動を具体的に例を挙げましょう。
ある人たちが強い信仰を持って、苦しそうに叫びながら神様に懇願しているのを私は見た。 心中の闘いが彼らの大変不安そうな青ざめた表情に表れていた。 堅固さや真剣さも表情に表れ、そして額に大粒の汗が出て落ち続けた。 時々彼らの顔は神様に賞賛されているしるしとして明るくなってきたが、また前と同じようなまじめで、真剣な心配そうに見える顔付きに戻った。
悪天使たちはその人たちの周りに群がって、イエスが見えないように自分の暗やみを押し付けようとした。 彼らが囲まれている暗やみの方に視線を向けて神様を疑い、ついに神様に対して不満をつぶやくに至るのが悪天使たちの狙いだった。 安全な道は視線を上の方に向け続けるしかない。 神様の民の世話をしている天使たちは、悪天使たちから出た有害な空気がこの不安だった人たちに押し寄せられると、翼を絶えずはばたき、周りの濃い暗やみを散らし続けていた。
でもある人たちが、この苦しそうな叫びや懇願の運動に参加しなかった事を私は見た。 彼らは無関心のようで、注意を払っているように見えなかった。 周りの暗やみに抵抗していなかったので、彼らは濃い雲に取り囲まれてしまった。 すると神様の天使たちは彼らから離れ、祈りをしている真剣な人たちを手伝いに行った。 全力で悪天使たちに抵抗して、自分を助けるためにたゆまず神様を頼んでいる人たちを、天使たちがすぐ助けに行ったのを私は見た。 しかし、天使たちが自分を助けようとしなかった人たちから離れて行ったので、私はそういう人たちを見なくなってしまった。
こう祈っている人たちは真剣に声を出し続けると、時々イエスからの光線に当たった。 当たると彼らは元気付けられ、表情が明るくなってきた。
私が見たふるい分けとはどういう事なのか、尋ねる事にした。 すると、これはラオデキア人への真証人の勧告による真っすぐな証しで起こる事である、と私に示された。 この真っすぐな証しは受け入れる人の心に影響を与え、その人が(神様の)基準を高め、真っすぐな真理を惜しまず伝えるように導く。 でもある人たちはこの真っすぐな証しには我慢できない。 彼らが真っすぐな証しに対立するので神様の民はふるい分けられる。
真証人の証しの半分も受け入れられていない事を私は見た。 教会の興亡が掛かっている厳粛な証しは軽視され、ほとんど無視されてきた。 この証しは心からの悔い改めを引き起こさなければならない。 そして本当に受け入れる人は皆、それを守って、清められる。
あの天使が私に、「聞いて御覧なさい!」と言った。 するとすぐ、たくさんの楽器の音色が美しく調和しているような声が聞こえた。 私が今まで聞いた事のある音楽の中でこれは一番優れていた。 慈悲や同情、それに心を高める聖なる喜びで満ちていて、全身に響き渡った。 あの天使が私に、「見て御覧なさい!」と言った。 そこで私の注意は、先ほど激しくふるい分けられていた団体の方に向けられた。 先ほど泣いたり、霊の苦しみを感じながら祈ったりしていた人たちの事は再び私に示された。 その周りに護衛する天使の数が倍になった事と、彼らが頭から足までよろいかぶとに身を固めていた事を私は見た。 彼らは揺るぎなく、軍団のように隊形をきちんと保ちながら行進した。 その表情には耐えてきた接戦の跡や通ってきたきつい苦労が表れていた。 しかし、心中の苦悶が顔に表れても、今やその表情は天国の明かりや栄光で光っている。 彼らは勝利を得たので、深い感謝の気持ちや聖なる喜びがわいてきた。
この団体に属する者の数が減ってきた。 何人かがふるい分けられ、道の脇に取り残されてしまった。 勝利と救いを得るために我慢強く苦労して、懇願する人たちに加わらず、無関心で注意を払わなかった人たちは暗やみに残され、勝利と救いを手に入れなかった。 すると直ちに真理を大事にする人たちが列に加わり、取り残された人の穴を埋めた。 悪天使たちは彼らの周りに押し寄せ続けたが、影響を与える事ができなかった。
よろいかぶとを身に着けた人たちが非常に力強く真理を伝えるのを私は聞いた。 それには影響力があった。 妻たちが主人に縛られていても、子供たちが両親に縛られていても、真理を聞くのが許されなかった正直な人たちは今、熱心にその真理を聞き入れ、自分の物にした事を私は見た。 自分の親戚に対する恐れが全部なくなった。 真理だけが大事となって、それは生命よりも貴重で貴いものだった。 彼らは真理に飢え、渇望していた。 「なぜこんなに変わってきたのですか」と私が尋ねると、天使のひとりが、「これは後の雨だ。 これこそ主の居るところから出る元気を付けるもので、第三の天使の大きな叫びである」と答えてくれた。
この選別された人たちには大きな力があった。 あの天使が私に、「見て御覧なさい!」と言った。 そこで悪い人たちや不信者たちの方に注意を向けた。 彼らはざわめいていた。 なぜなら、神様の民にあった熱心さや力に対して彼らが刺激され、激怒したからである。 混乱、混乱、四方八方に混乱があった。 神様の光と力を持つ人たちに対する措置が講じられたのを私は見た。 周りの暗やみが一段と濃くなってきても、彼らは神様に賞賛され、そこに立って信頼し続けた。 彼らが戸惑っている様子を私は見た。 次に、神様に熱心に助けを求める叫び声が聞こえた。 昼夜を通して彼らが叫び続けた。 「神様、あなたの心が行なわれるように! あなたの名前に栄光を帰す事ができるなら、どうかあなたの民のために逃げ道を作って下さい! 私たちの周りの異教徒たちから救って下さい! 彼らは私たちを死に定めているが、あなたの腕が私たちを救う事ができる」と彼らが言ったのを私は聞いた。 私が聞いた言葉の中で、これしか思い出せない。 彼らは自分の価値の無さを深く感じたようで、神様の心にすべて委ねている事を表した。 しかし皆、一人残らず、熱心に懇願して、ヤコブのように救助のために苦労していた。
彼らが熱心に叫び始めると天使たちは同情して、すぐにも助けに行こうとしたが、背の高い指揮官の天使のひとりがそれを許さなかった。 彼が、「神様の心にかなう事はまだ成し遂げられていない。 彼らはあの杯から飲まないといけないし、あのバプテスマでバプテスマを受けなければならない」と言った。
すぐに、私は天と地を揺るがす神様の声が聞こえた。 そして大地震が起こった。 建物は四方八方に揺り倒された。 その時、強い音楽のような澄んだ勝どきが上がるのを私は聞いた。 つい先程まであんなに苦しんで、縛られていた団体を私は見渡した。 彼らは束縛から解放され、素晴らしい光を浴びていた。 その時、彼らはどれほど美しく見えたか! 疲れや心配の跡は全部消えて、皆の表情に健康と美しさが見えた。 そして彼らの敵、その周りにあった異教徒たちは死んだように倒れた。 彼らは聖なる解放された人たちに当たった光に耐える事ができなかった。 天の雲の中にいるイエスが見えるまで、この栄光と光は試練を通ってきた忠実な団体の上にそのままとどまった。 そこで彼らは直ちに、瞬く間に、栄光から栄光へと移された。 墓が開かれると、不死をまとった聖人たちは死と墓に対して勝どきを上げながら出て来た。 そして栄光と深みのある音楽のような勝利の叫びがすべての不死の舌、すべての聖化された聖なる口から出ながら、彼らは自分の主に会うために生きている聖人たちと一緒に空の方に引き上げられた。
547.ある人たちが何を持って、何をしていたんですか。
548.表情に何が表れていたんですか。
第二段落
549.悪天使たちがその人たちに自分の暗やみを押し付けようとした事には四つの狙いがあった。 その四つの狙いをリスト・アップして下さい。
550.安全な道はいくつあったんですか。
551.天使たちは神様の民を助けるため翼を使って、何をしますか。
第三段落
552.皆がこの「懇願の運動」に参加したんですか。
553.周りの暗やみに抵抗していなかった人には何が起こったんですか。
554.天使たちはどんな人たちをすぐ助けに行ったんですか。
第四段落
555.こう祈っている人たちは時々イエスからの光線に当たったんですか。
第五段落
556.ふるい分けを起こすものは何ですか。
557.真っすぐな証しを受け入れる人は二つの事をする。 その二つの事とは?
558.真っすぐな証しは皆に受け入れられるんですか。
第六段落
559.教会にとって真証人の証しはどれほど大事ですか。
560.真証人の証しを本当に受け入れる人は何をして、何にされるんですか。
第七段落
561.(その声が)_____、_______________満ちていて、________。
562.先ほど激しくふるい分けられていた団体の今の服装は何ですか。
563.勝利を得た軍団のような人たちにはどんな気持ち(二つ)がわいてきたんですか。
第八段落
564.勝利と救いを手に入れなかった人たちは二つの事をしなかった。 その二つの事とは?
第九段落
565.よろいかぶとを身に着けた人たちは何をしましたか。
566.正直な人たちにとって、いくつのものが大事となって、又、その「大事なもの」は何ですか。
567.親戚に縛られていたが、なぜその恐れが全部なくなったんですか。
第十段落
568.なぜ悪い人たちが刺激され、激怒したんですか。
569.神様の民はどうして神様に熱心に助けを求めていましたか。
570.その時、神様の民は何を感じ、何を表したんですか。
第十一段落
571.天使たちは神様の民を助けに行こうとしたが、なぜ許されなかったんですか。
第十二段落
572.束縛から解放された民の様子はどう変わってきたんですか。
ボーナス質問: 第五と六段落に出る「証し」とは具体的に何でしょう? 基準をどうやって自分の生活、家族、教会などの中で高めるかな? 「あの杯から飲まないといけない・・・」と書いてあるけど、その「あの」とは何? イエス・キリストの人生の話しを読むと、世の終わり頃の私たちが経験しようとする事が見えてくると思う?
私は、「各教会が堕落した」と第二の天使が告げた時から、それらの教会の状態を見た。 彼らの堕落ぶりはひどくなってきているのに、まだ、「キリストの信者」という名前を持っている。 この世の人と彼らと区別するのはまったく不可能である。 その牧師たちは神様の言葉を引用するが、口先だけのうまい話を説いている。 生まれ付きの心はこれに反対しない。 そういう心は真理の精神と力、それにキリストによる救いだけを嫌う。 一般の人気のある牧師の話にはサタンを怒らせたり、罪人を震わせたり、迫り来る恐ろしい裁きの事実に心と良心を向けさせたりするところはない。 だいたい、悪い人たちは真の信心の事より、その形式を持つ宗教を好んで、それを手伝って支持する。 あの天使が、「暗やみの支配者たちに勝利を収め、継続するには義のよろいかぶとに身を固めるしかない」と言った。 サタンは各教会を丸ごと自分の物にしている。 神様の言葉のはっきりとした鋭い真理よりも、人間の言行が注目されている。 あの天使が、「世の友情と心は神様に敵対している」と言った。 イエスにある力のある質素な真理が世の精神に当たると、たちまち迫害心は呼び起こされる。 多く、本当に多くの「クリスチャン」と呼ばれている人は神様を知った事がない。 心の性質は変わっていないし、俗の考えもまだ神様に敵対している。 彼らは別の名前を取ったにもかかわらず、忠実にサタンに仕えている。
イエスが天国の聖所の聖なる部屋を出て、二番目の幕を通って向こうに入ってから、各教会はユダヤ人のように残され、「あらゆる汚された憎むべき鳥」でいっぱいになってきているのを私は見た。 非常に重大な不正やひどい邪悪が各教会にあるのに、彼らがまだ、「クリスチャンだ」と自称している事をも見た。 彼らの言う事、祈り、や勧める事が神様の目には忌まわしいものと見なされている。 あの天使が、「彼らの集会で神様は香りをかがない」と言った。 良心の呵責を感じない彼らは、詐欺を働いたり、うそをついたり、利己的な事をしたりする。 そして、これらの質の悪いところに「宗教」という覆いを被せる。 口先ばかりの各教会の高慢さは私に示された。 彼らの俗な考えには神様の事がなく、むしろ自分の事でいっぱいになっている。 哀れな、いずれ死ぬ体を飾って、満足そうに快く自分を眺める。 イエスと天使たちは怒りの目で彼らを眺めた。 あの天使が、「彼らの罪と高慢は天国に届いている」と言った。 彼らの受ける分は用意されている。 正義と裁きは長く眠ってきたが、もうすぐ目覚める。 「復しゅうは私のする事である。 私自身が報復する」と主は言う。 第三の天使の恐ろしい警告が成就される。 そして彼らは神様の怒りを飲む事になる。 数え切れないほどの悪天使は全地に広がっている。 各教会や各宗教団体はこの悪天使たちでいっぱいになっている。 そこで悪天使たちは大変喜んでこれらの宗教団体を見る。 それは、「宗教」という覆いが重大な不正や犯罪を隠しているからである。
神様によって造られたもの・人間・が一番低い位に落とされ、けだもの同然の扱いを同胞の人間にされる様子を見て、天国にいる者は皆憤慨する。 人間の災いを目撃するたびに心を痛めた、その愛しい救い主に「従っている」と自称する人は、奴隷や人間の魂の売買という極めて重大な罪に快く加わってしまう。 天使たちはその一切を記録して、あの本に残した。 信心深い男奴隷、女奴隷、その父、母、子供、兄弟、や姉妹の涙はみな天国に詰めてある。 苦悶、人間の苦悶はあちこち運ばれ、売買されている。 神様は抑えている怒りをもうすぐ発する。 自分の怒りはこの国に対して、そして特にこのひどい取引を認めたばかりではなく、自ら進んで参加した宗教団体に対して燃えている。 こんなひどい不正や圧制、苦しみなどを目撃しても、「腰の低いおとなしいイエスに従っている」と自称する人の多くは無情にも、気にしない。 そのうちの多くは、こんな言い表せないほどの苦しみを憎しみいっぱいで自分自身で与え、満足しながら、ずうずうしくも神様を礼拝する。 これはサタンが大変喜ぶ厳粛なあざけりである。 彼はこの矛盾を持ち出して、地獄的に意気揚々とイエスとイエスの天使たちを非難して、「キリストに従っているのは、こんなやつらだ!」と言う。
これらの「クリスチャン」と呼ばれる人たちが殉教者の苦しみの話を読むと、頬には涙がつたう。 「人間が、同じ人間である者に対してそんなに無慈悲にも冷酷な事ができるなんて」と彼らは不思議そうに考えながら、同胞の人間を奴隷にする。 そればかりではない。 自然の絆を切って、日ごとに同胞の人間を冷酷に抑圧する。 彼らが与える絶え間ない無慈悲な拷問は、異教徒やカトリック教徒たちがキリストの信者に与えた残忍な行為に匹敵する。 あの天使が、「神様の判決が実施される日に、異教徒やカトリック教徒たちの刑罰はこういう人たちの受ける分ほどひどくはない」と言った。 圧迫されている者の苦しみや叫びはもう既に天国に届いている。 人間が自分の創造者の形に造られているのに、その同胞の人間を言い表せないほどの冷酷なひどい苦しみに会わせる事に対して天使たちはあっけに取られる。 あの天使が、「こういう人たちの名前は血で書かれ、その上に取り消し線が引かれ、そして燃えるような悲痛の涙であふれている。 神様が光を持つ国に自分の激怒を飲み尽くさせ、そしてバビロンに倍の報復を与えるまで、その怒りは止まらない。 『彼女が支払ったものをそのまま彼女に返し、彼女の行ないに応じて二倍にして戻しなさい。 彼女が混ぜ合わせた杯の中には、彼女のために二倍の量を混ぜ合わせなさい』」と命じた。
無知のままにさせておいた奴隷の魂の責任は主人にある事を私は見た。 その奴隷が犯す罪はみな主人に科せられる。 神様と聖書について何も知らないで、ただ主人のむちだけを恐れ、主人の畜生さえより位が低く、無知のままに置かれてきた奴隷を神様は天国に連れて行く事ができない。 でも哀れみ深い神様はその奴隷に一番いい事をしてあげる。 そういう奴隷は存在しなかった扱いを受けるに対して、その主人は最後の七つの災害の苦しみを受けなければならない上、第二の復活によみがえって、第二のすさまじい死を味わわなければならない。 それで神様の怒りはなだめられる。
573.この世の人と区別するのはまったく不可能な人とはどんな人ですか。
574.生まれ付きの心は二つのものだけを嫌う。 その二つのものとは?
575.一般の人気のある牧師の話には欠けているところが三つある。 その三つのところをリスト・アップして下さい。
576.勝利を収め、継続するには何が必要ですか。 聖書からそのものの各部分(六つ)の名前をリスト・アップして下さい。
577.たちまち迫害心を呼び起こすものは何ですか。
第二段落
578.各教会はいつユダヤ人のように残されたんですか。
579.神様の目に彼らの祈りはどんなものですか。
580.彼らが自分を眺めて感じる事、とイエスが彼らを眺めて感じる事とを比べて下さい。
581.どうして悪天使たちは大変喜んでこれらの宗教団体を見るんですか。
第三段落
582.あるクリスチャンは何の「極めて重大な罪」に快く加わってしまいますか。
583.神様の怒りは二つのグループに対して燃えている。 その二つのグループとは?
第四段落
584.神様の判決が実施される日に、受ける刑罰がよりひどいのは→同胞の人間を冷酷に抑圧する人の方か、異教徒やカトリック教徒たちの方か、どちらですか。
第五段落
585.神様はどんな奴隷を天国に連れて行く事ができないんですか。
586.そういう奴隷に対して、神様はどのようにして哀れみ深い扱いを示しますか。
587.神様の怒りは何によってなだめられるんですか。
ボーナス質問: バビロンは誰?(何?) この章に堕落した教会はさんざん責められているけど、それで良いと思う? 私たちもバビロンの罪を言い広めるべきかな? この章はただ1860年代のアメリカにしか適用しないと思う?
天国で天使たちが急いで行ったり来たりしている様子を私は見た。 彼らは大事な何かを成し遂げるために準備をして、地球に下りたり、天国に昇ったりしていた。 次に、第三の天使の声と合わせ、彼のメッセージに力と説得力を付け加えるために、もうひとりの力強い天使が地球に下りるよう、任命された事を私は見た。 非常に強い力と栄光がこの天使に与えられた。 そして彼が下りると、地球はその栄光で明るくなってきた。 彼が力強く声を張り上げて、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。 そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった」と叫んだ。 すると、この天使の前と後ろに放たれていた明かりは至る所を貫いて光った。 第二の天使が、「バビロンは倒れた」と告げたメッセージは再び告げられる。 更に、1844年の時から各教会に入ってきた不正も告げられる。 この天使の働きはちょうど良い時期に始まり、第三の天使のメッセージが大きな叫びになって、偉大な最後の運動に発展する時に加わる。 至る所に神様の民は、もうすぐ直面する「試みの時期」に耐えられるように備えられる。 彼らがまぶしい光に覆われるのを私は見た。 そして彼らはそのメッセージに加わり、大胆に力強く第三の天使のメッセージを宣言した。
天国からの力強い天使を手伝うために天使たちは派遣された。 すると至る所に、「私の民よ。 彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ。 彼女の罪は積り積もって天に達しており、神はその不義の行ないを覚えておられる」という声が聞こえた。 このメッセージは第三のメッセージの追加のようで、「真夜中の叫び」が1844年に第二の天使のメッセージに加わったように、このメッセージが第三のメッセージに加わった。 忍耐強く待っている聖人たちは、神様の栄光に覆われながら重大な最後の警告、「バビロンは倒れた」を大胆に宣言して、そして神様の民がバビロンのひどい破滅を逃れるためにそこから出るよう呼び掛けた。
待っている人たちに当たった明かりは、どこをも貫いて光った。 そして各教会に光をいくらか持って、三つのメッセージをまだ聞いていない、拒否しなかった人たちはその呼び掛けに応じて、堕落してしまった各教会から離れた。 これらのメッセージが伝えられてから多くの人は分別のつく年齢になってきたので、光に当たると命か死かを選ぶ特権が与えられた。 ある人は命を選び、自分の主を首を長くして待って、主の戒めをみな守っている人たちと肩を並べる事にした。 第三のメッセージが役割を果たして、皆がそのメッセージで試され、そして貴重な人たちは各宗教団体から出て来るよう呼び掛けられる事になる。 抵抗できない力に正直な者の心は動かされる。 同時に、親戚や友達は神様の力の現れで怖くなり、聖霊の働きを感じる者をじゃましようと思っても、あえて実行するほどの力や勇気がない。 最後の呼び掛けは哀れな奴隷たちにまで届く。 そして彼らの中の信心深い者は、へりくだった表現で、救いへの幸せな望みをあふれんばかりの喜びで歌う。 あっけに取られ、恐れた主人たちはただ黙って、彼らをやめさせる事ができない。 著しい奇跡が行なわれ、病人はいやされ、そして信者たちにしるしや不思議な出来事が付いてくる。 神様はこの働きと共にいるので聖人は皆、どんな結果になろうとも、自分の良心の信念に従って神様の戒めをみな守っている人たちに加わる。 それで彼らは第三のメッセージを力強く広める。 第三のメッセージの終わりごろに伴う力と説得力は「真夜中の叫び」をずっと上回る事を私は見た。
神様に仕える人たちは力を上から授かり、顔が聖なる献身さで輝きながら働きをやり遂げるために出て行って、天国からのメッセージを宣言した。 すべての宗教団体に点在する貴重な人たちはその呼び掛けに応じ、ソドム市の破壊の前にロトが連れ出されたように、破滅する運命づけられている各教会の中から急いで連れ出された。 豊かに降りてきた素晴らしい栄光によって神様の民は元気づけられ、「試みの時期」に耐えられる準備ができた。 至る所でたくさんの声が、「ここに、神の戒めを守り、イエスを信じる信仰を持ちつづける聖徒の忍耐がある」と言っているのが聞こえた。
588.「もうひとりの力強い天使」は誰と声を合わせますか。
589.この時期、第二の天使のメッセージに何が付け加えられるんですか。
590.そのメッセージに加わった人たちは何をしたんですか。
第二段落
591.このメッセージは________ ________、「______」が1844年______ _______ _________、______ ________ _______。
592.聖人たちは何を呼び掛けるんですか。
第三段落
593.各教会から離れた人はどんな人ですか。
594.何人が第三のメッセージに試されるんですか。
595.この働きをじゃましたがる人は実行できますか。 なぜ?
596.聖人は皆三つの事をします。 その三つの事をリスト・アップして下さい。
第四段落
597.神様に使える人たちの顔の様子を描写して下さい。
598.貴重な人たちは何から連れ出されるんですか。
599.素晴らしい栄光が神様の民にどんな影響(二つの事)を与えますか。
ボーナス質問: この天使を「第四天使」と呼ばないのは大事かな?
35章 第三のメッセージの終わり ヘ進む
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